小惑星探査機「はやぶさ2」がフライバイを予定している小惑星 2001 CC21 による掩蔽観測を行い、そのデータに基づく詳細な形状のデータを推定することに成功しました。 本成果は、Publications of the Astronomical Society of Japan に2024年7月23日付で報告されました。 京都大学、産業医科大学、岡山大学、千葉工業大学ほかの研究者および多数のアマチュア観測者からなる共同研究グループによる成果です。天文学研究センターからは秋田谷が共同研究者として参加しています。 研究紹介記事が、惑星探査研究センター(秋田谷が併任として所属)のweb プレスリリースとして公開されました。 2024/8/5追記 京都大学からのプレスリリースが公開されました。新聞記事にも掲載されました。
akitaya
国際研究会 SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentationで講演
6/16-21に国際研究会 SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation が横浜で開催されました。天文学研究センターからは秋田谷と常田所長がそれぞれ講演を行いました。 秋田谷からは、6/17に”A high throughput imager at near-ultraviolet wavelengths for a ground-based telescope”と題したポスター講演を行い、天文学研究センターが進めている紫外線観測装置の開発と東広島天文台かなた望遠鏡で実施した初の試験観測について報告しました(Akitaya, Morokuma, and Kawabata 2024, Proc. SPIE, Paper 13096-130; 写真1枚目)。 常田所長は、6/18に”The present and future of…
Publications in April and May 2024
The paper on the observation of X-ray polarization of the blazar Mrk 501 was published (Abe et al. 2024). The paper on the blazar PKS 2155−304 was accepted (arXiv: Kouch et al.)….
重力波対応天体の探査観測を実施
重力波イベント LIGO/Virgo/KAGRA S240422ed に対応した電磁波天体探査のため、すばる望遠鏡を用いた観測を実施しました。日本の観測グループJ-GEM collaboration には千葉工業大学天文学研究センターから諸隈・秋田谷が参加しています。 観測速報をGCN Circularに投稿しました。GCN Circular 36265 (Morokuma et al.) (2024/4/25 23:28追記) 追加の観測速報を投稿しました。GCN Circular 36302 (Morokuma, …, Akitaya, et al.) (2024/4/28追記) 追加の観測速報を投稿しました。GCN Circular 36333 (Takahashi, …, Morokuma, …, Akitaya, et…
天文学研究センター設立
千葉工業大学に天文学研究センター(Astronomy Reseach Center; 通称ARC)が設立されました。 所長に常田 佐久 前国立天文台長が就任いたしました。