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本センター最初の講義「現代天文学入門」終了
天文学研究センターでは、2025年度前期に本学学部生向け講義「現代天文学入門」を開講しました (開講時記事はこちらを参照)。本センターとして初めての講義となる本科目は、常田佐久所長・諸隈智貴研究員・秋田谷洋研究員が担当し、本学の様々な学部・学科から100名を超える学生が履修しました。7月10日に全13回の講義を終え、予定された日程をすべて終了しました。 講義では、「天文学とは何か」という題目に始まり、太陽などの恒星及びその形成過程、銀河、ブラックホール、マルチメッセンジャー天文学、天文ビッグデータなどを扱い、天文学全体をできるだけ網羅する形で広い範囲をカバーしました。また、4次元デジタル宇宙ビューワー Mitaka (国立天文台・4次元デジタル宇宙プロジェクト) を用いた宇宙ツアー体験、身近な素材で行う簡易分光器 (川野元氏による天文月報記事; 2006年) の製作実習 (下写真)、市民参加型研究プロジェクト Galaxy Cruise (国立天文台) を用いた銀河の形態調査も行いました。 受講した学生さんが本講義を通じて宇宙の広がりと多様性に触れ、天文学の基礎知識や観測の最前線に理解を深められたことは大きな成果です。今後、この経験は科学的に物事をとらえる視点や課題に取り組む姿勢として役立つことでしょう。本センターとしても、この講義が学生の新たな関心や将来の進路選択に少しでも寄与できれば幸いです。