2025年10月29-31日に国立天文台・三鷹キャンパス(東京都三鷹市)で「2025年度 すばるユーザーズミーティング(UM)」が開催され、諸隈・秋田谷が参加しました。2025年1月の開催に引き続き、諸隈は開催の世話人をつとめるとともに、すばる科学諮問委員会(SAC)委員長として講演・議論のリードなどを行いました。
今回のUMでは、例年行われている観測所からの報告・科学成果の発表の他に、観測運用が始まったPrime Focus Spectrograph (PFS)、将来の観測装置計画、2030年代のすばる望遠鏡のあるべき姿を議論する「すばる3」、30m望遠鏡TMT・Roman宇宙望遠鏡・LSSTなどの大型計画との共同観測研究などのセッションが設けられ、活発な議論が行われました。
また、すばるUM初日前日の10月28日には、PIタイプ装置ワークショップが開催され、諸隈がSACの代表として講演を行いました。すばる望遠鏡には、観測所の運用するfacility装置以外に、ユーザコミュニティからの持ち込みで観測を実施するPIタイプ装置が複数あります。PIタイプ装置は、facility装置にはないユニークな機能を備えた観測装置で、その一部は将来のための技術実証を目的として試験が行われたりもしています。
すばるユーザーズミーティング及びPIタイプ装置ワークショップの詳細は下記リンクをご覧ください。
研究会ホームページ: 2025年度すばるユーザーズミーティング・PIタイプ装置ワークショップ
