2025年8月5-8日に京都大学益川ホールにおいて研究会 “Exploring Extreme Transients: Frontiers in the Early Universe and Time-Domain Astronomy”が開催され、突発天体・時間変動天体の観測を通じた遠方宇宙の研究をテーマとして活発な講演・議論が行われました。
本研究会では、秋田谷が”HiZ-GUNDAM赤外線望遠鏡MONSTERによる高赤方偏移GRB残光同定シミュレーション”と題した口頭講演を行いました(講演資料は末尾の研究会web pageを参照)。
HiZ-GUNDAMはJAXAほかが推進している宇宙望遠鏡計画です。太古の宇宙のガンマ線バーストをとらえて宇宙の最初期にできた天体の探査に挑みます。X線望遠鏡と可視赤外線望遠鏡を衛星に同架し、X線でガンマ線バーストを受けて、即時に可視赤外線カメラで残光天体の同定・測定を行うのが特徴です。秋田谷は赤外線望遠鏡と衛星計算機(MPU)の開発に主力メンバーとして参加しています。
