量子科学技術研究開発機構・那珂フュージョン科学技術研究所を常田所長が訪問し、核融合実験装置JT-60SAの見学と関係者との懇談を行いました。JT-60SAは、フランスに建設中のITER (International Thermonuclear Experimental Reactor、国際熱核融合実験炉) の先駆けとしての役割のほかに、ITERより高い定常プラズマ圧力を実現し原型炉へつなげる役割もあります。研究所幹部の方々とは、天文学の大型計画との比較も話題になりました。JT-60SAが大きな成果をあげる予感をもって、研究所をあとにしました。
