6/16-21に国際研究会 SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation が横浜で開催されました。天文学研究センターからは秋田谷と常田所長がそれぞれ講演を行いました。
秋田谷からは、6/17に”A high throughput imager at near-ultraviolet wavelengths for a ground-based telescope”と題したポスター講演を行い、天文学研究センターが進めている紫外線観測装置の開発と東広島天文台かなた望遠鏡で実施した初の試験観測について報告しました(Akitaya, Morokuma, and Kawabata 2024, Proc. SPIE, Paper 13096-130; 写真1枚目)。
常田所長は、6/18に”The present and future of Japan’s space program”と題した全体基調講演を行い、日本の宇宙科学の現状と将来について紹介しました(Tsuneta 2024, Paper 13173-502; 写真2枚目)。この基調講演には600人の参加がありました。
国際研究会 SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation は2年おきに開催される大規模な国際研究会です。観測天文学分野の望遠鏡・装置技術について世界中の専門家が集い講演・議論を行います。今年は史上初めて日本で開催され、過去最多となる約2800人の参加者を数えました。次回2026年は、デンマークのコペンハーゲンで開催される予定です。

